運転資金の借入がしやすい日本政策金融公庫のメリットとデメリットを解説

日本政策金融公庫とは、政府が全額出資する金融機関のことです。
2008年に国民生活金融公庫や農林漁業金融公庫などが統合して誕生しました。

 

経済を長期的に活性化しなければならないという目的から、
中小企業や農林水産業者や一般国民の資金調達をサポートする機関としての役割があります。

 

そのため、創業支援や中小企業の事業支援がメイン業務となります。

 

実はこの日本政策金融公庫は、
国民の税金を元銭にして運用されている金融機関であるため、
積極的に活用することが望ましいです。

 

また政府の機関ではありますが、
民間金融機関の補完も基本理念の1つとして挙げています。

 

そのため、一般の銀行では借入が難しいリスクがある事業に対しても、
運転資金として融資してくれるのです。

 

 

では、日本政策金融公庫にはどのようなメリットがあるかが気になるところです。
一番のメリットは何といっても、借入がしやすいという点です。

 

一般の銀行では融資を受ける際に、
財務状況や資金繰り、
企業の定性情報や過去の財務諸表などが重要視されます。

 

つまり過去の実績がものをいうため、
創業して日が浅い会社では運転資金を調達することが難しいです。

 

しかし、日本政策金融公庫の場合、
創業時から利用できる融資制度が整備されています。
だから、創業間もない会社でも融資が受けやすいのです。

 

さらに、融資に必要な創業計画書の書き方などのアドバイスが受けられるので、
資金調達に対するサービスが充実しています。

 

また、借入したお金は返済しなければなりませんが、
日本政策金融公庫は銀行よりも有利な低金利で貸し出してくれます。

 

これは政府系金融機関であることが大きな理由であり、
金利以外にも保証や担保についても有利な条件となります。

 

ちなみに金利は資金市場の需給関係で変動しますが、概ね1~3%程度です。
さらに日本政策金融公庫で借入ができると、
その事業に融資の実績が付くため信用がつきます。

 

信用がつけば、他の金融機関からも借入がしやすくなります。

 

 

このように日本政策金融公庫には色々なメリットがありますが、
逆にデメリットはないのか疑問に思う人は少なくありません。

 

デメリットとして挙げられるのが、審査期間が一般の審査の甘い消費者金融に比べて長いという点です。
銀行の審査期間が1週間程度であるのに対し、
日本政策金融公庫では3週間~1ヶ月程度かかります。

 

そのため、日本政策金融公庫で融資を申し込むときは、
スケジュール管理をしっかり行う必要があります。

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